認知症になっても展

お知らせ

認知症なっても展2023:4日目(10/21)開催レポート

10月21日(土)、渋谷区役所15階にて「認知症なっても展」4日目が開催されました。

最終日ということで、4日間で一番多くの方にご来場いただきました。認知症理解パレードから始まり、繁田先生による講演会、そして映画の上映会に様々な体験・展示ブースも。盛り沢山のコンテンツと、多くの方の笑顔で認知症なっても展を締めくくりました。

■認知症理解パレード

シビルガーデン渋谷区役所平和の鐘周辺から神宮通公園までの、約1.5km。渋谷のまちを練り歩く「認知症理解パレード」を実施しました。130名を超える方が参加し、当事者も支援者もみんなが一緒になって、わいわいとパレードを楽しみました。

それぞれが認知症への理解を支援を表明するオレンジ色のものを身につけ、認知症になっても安心して暮らせる社会を「渋谷」から発信することができました。

■繁田 雅弘氏講演会

12時からは、繁田先生による「地域が認知症の方と関わり・繋がるには―「SHIGETAハウス」の取り組みを中心に」というテーマで講演会を実施しました。「SHIGETAハウス」で行っている、様々な取り組みの中で繁田先生が感じることや、認知症の方への接し方で気をつけていること、参加者の方へのアドバイスなどわかりやすくご説明いただきました。

■映画「オレンジ・ランプ」上映会&三原監督トークショー

14時からは、映画「オレンジ・ランプ」の上映会を実施しました。以前の認知症なっても展にもご登壇いただいた、丹野智文さんが若年性アルツハイマー型認知症と診断されてからの9年間の軌跡を、実話に基づき描いた物語。映画上映後には三原光尋監督をお招きし、映画を作るにあたっての想いや映画にまつわるエピソードをお話しいただきました。

■ブース:相談コーナー

イベント実施中は、介護・ボランティアなんでも相談、成年後見相談窓口、在宅医療相談の「相談コーナー」を設けました。普段は中々相談に行きづらいという方も、イベントに参加したついでにふらっと相談に立ち寄る方の姿もみられました。

4日間にわたり開催された認知症なっても展。

地域包括支援センターの職員の方や、地域のボランティアさん、そして足を運んでくださった皆さん、改めてありがとうございました。多くの方のご協力のおかげで笑顔あふれる、認知症なっても展を開催することができました。

「認知症になっても大丈夫」と言い合えるまち・渋谷を目指して、これからもみなさんと共に認知症を学び、これからの暮らしを考えていきたいと思います。

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