認知症になっても展

お知らせ

認知症なっても展2023:3日目(10/20)開催レポート

10月20日(金)、渋谷区役所15階にて「認知症なっても展」3日目が開催されました。

本日は、認知症への関心の高い方が多くご来場された印象でした。このイベントを通して、渋谷区に認知症のある方やそのご家族への理解や支援に協力的な方が少しずつ増えているのを実感し、イベントを実施する意義を強く感じた1日となりました。

■映画「折り梅」上映会

本日も11時から映画「折り梅」のフリー上映会を実施しました。「自分の家族が認知症になったら?」「自分も認知症になったら?」と深く考えさせられる映画でした。約2時間、皆さん真剣に映画を見られていました。

■認知症サポーター養成講座〈木村 誠氏〉

 13時からは、木村 誠さんによる「認知症サポーター養成講座」を実施しました。認知症に関心のある方が集まっているイベントということで、会場にいるほとんどの人がご参加されていました。木村さんの聞きやすいトークと、わかりやすい解説で認知症の正しい知識や、認知症のある方との接し方をみんなで学ぶことができました。

■三橋 昭氏トークショー

 15時からは、レビー小体型認知症当事者である三橋 昭さんにご登壇いただきました。幻視が見えてから現在に至るまでの経緯や、幻視との付き合い方についてお話しいただきました。三橋さんのお人柄や話し方で、終始穏やかに、幻視について知ることができました。

■ブース:三橋昭氏幻視展

 本日ご登壇された、レビー小体型認知症当事者である三橋昭さんが見えている幻視画の展示を行いました。認知症と楽しく付き合っていくためにも、幻視を記録しておこうと描き始めたそうです。ご来場された方は、可愛らしく温かみのある幻視画をじっくりとご覧になっていました。

■ブース:渋谷区取り組み紹介パネル展示&福祉用具展示

 渋谷区が取り組んでいる認知症や高齢者への取り組みに関するパネルの展示や、チラシの配布などを行いました。来場される方の多くは渋谷区民ということもあり、関心を持ってじっくりとパネルを見ている方の姿が多く見られました。

 また、薬の飲み忘れを防止する福祉用具や、外出をサポートする器具などの展示を行い、福祉用具の紹介を行いました。

■ブース:福祉用具体験(オミ・ビスタ)

 人の動きに連動する映像と音楽で、誰もが能動的に楽しみながらリハビリやゲームを行うことができる福祉用具、「オミ・ビスタ」の体験を実施しました。今までに見たことのない、最先端の福祉用具に参加者の皆さんは興味津々な様子で体験されていました。

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これまでの認知症なっても展

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