認知症になっても展

お知らせ

認知症なっても展2023:1日目(10/18)開催レポート

10月18日(水)、渋谷区役所15階にて「認知症なっても展」1日目が開催されました。すっきりとした秋晴れの中、多くの方にご来場いただき、終始会場は穏やかな雰囲気に包まれていました。

■テレビドラマ「記憶の葉っぱ」上映会

11時を前に続々と会場に参加者の方が来場され、テレビドラマ「記憶の葉っぱ」の上映会にご参加いただきました。50分未満の上映でしたが、変化していく夫婦の関係と愛の形に心温まるようなストーリーに、中には涙を流す方の姿も。。

■シニア向けダンス教室

13時からは、一般社団法人ダンス教育振興連盟JDACによる「シニア向け健康ダンス教室」を実施しました。音楽に合わせて体を伸ばしたり、動かしたりするところから講座はスタートしました。少しずつ参加者の方の緊張もほぐれてきたところで、頭を使いながら体を動かしていく「脳トレ」を行いました。その後は、皆さんご存知の「マツケンサンバ」の音楽に合わせてダンスの振り付けを練習しました。2回、3回と通しで踊っていくうちに堂々と、楽しそうに、笑顔でダンスされる皆さんがとても印象的でした。

■さとうみきさん

15時からは、おれんじドアはちおうじ代表で、若年性認知症当事者でもある、さとう みきさんと夫である洋平さんをお招きして、トークショーを実施しました。認知症と診断された当時のことから、現在の生活や想いなど、様々なエピソードをお話しいただきました。ご夫妻の終始仲睦まじく、テンポの良い掛け合いに思わず笑ってしまうような、そんな1時間となりました。

■ブース:血管年齢測定

約1分間、指を機械に挟むだけでご自身の血管年齢が測定できる「血管年齢測定ブース」を、明治安田生命様ご協力のもと実施しました。実年齢と血管年齢を比較することができ、参加者の皆さんも興味津々の様子で体験されていました。

■ブース:認知症VR体験

 アルツハイマー型認知症と、レビー小体病認知症の中核症状をバーチャル体験できる「認知症VR体験ブース」。認知症のある方ご本人の視点を体験することで、頭での理解ではなく、「感情・心」での理解に繋げることを目的としています。かなりリアリティーのある映像で、体験されている方も思わず足がすくんでしまったり、「怖い!」と声に出している方もいらっしゃいました。

「認知症なっても展」は明日、19日(木)も引き続き渋谷区役所15階にて開催されます。皆さまのお越しをお待ちしておりますので、ぜひご来場ください。

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これまでの認知症なっても展

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