認知症になっても展

お知らせ

認知症なっても展3日目(2/4)開催レポート

2/4(土)、幡ヶ谷区民会館 集会場にて「認知症なっても展」3日目が開催されました。三日間に渡り開催された「認知症なっても展」も最終日を迎えました!三日間を通して沢山の方にご来場いただき、とても嬉しく思います。改めて、ありがとうございました。一部にはなりますが、本日の様子をご紹介させていただきたいと思います。

■本人ミーティング報告会
午前の部では、本人ミーティング報告会を行いました。前半では、認知症介護研究・研修東京センター 副センター長 永田 久美子先生に講演をしていただきました。本人ミーティングを実施する意義や、そもそも本人ミーティングとは何なのかを、丁寧に優しい言葉でご説明していただきました。認知症になっても自分らしく、いい人生を生きるために、本人ミーティングは重要なのだなと改めて感じることができました。


■丹野さん、竹内さんトークショー
午後の部では、おれんじドア代表/若年性認知症当事者の丹野智文さん、たぬき倶楽部代表/若年性認知症経験者の竹内裕さんをお招きし、トークショーを行いました。お二人の出会いや、認知症との向き合い方、また当事者だけでなく周りにいる人の関わり方について
もご自身の体験を踏まえながらお話しいただきました。認知症を経験された方だからこそ話すことのできるエピソードをありのままにお話しいただき、とても貴重な時間となりました。

後半では、渋谷区内で本人ミーティングを実施している5地域の方に、本人ミーティングの様子や活動について報告をしていただきました。ガーデニングをしたり、すき焼きをみんなで作って食べたり、趣味を疲労したりなど、地域ごとに当事者に合わせた活動をされていることが印象的でした。永田先生、丹野さん、竹内さんもご参加され、各地域の報告を受けてコメントをいただき、本人ミーティングの在り方について理解を深める時間となりました。

3日間に渡って開催された「認知症なっても展」。非常に多くの方にご来場いただき、心から嬉しく思います。改めて、本当にありがとうございました。ご来場した方の「認知症」に対する不安や考えが、今回の開催によって安心に変わり『認知症になってもこの街、渋谷なら大丈夫だ』と思っていただければいいなと思います。

今回の開催に限らず、渋谷区では気軽に安心して相談や質問いただける場が沢山ありますので、ぜひいつでもお越しください!

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