10/17（木）、「認知症なっても展」2日目が開催されました。

■2日目のステージは・・・

11:00-木村誠さんによる講座「認知症サポーター養成講座」。介護現場の経験も豊富な木村さんの講座は、「わかりやすかった！」と今年も好評をいただきました。たくさんの新しい認知症サポーターが今日も誕生しましたよ。

13:30-東京女子医科大学附属成人医学センター 副所長である松村美由起さんによる講座「認知症に備え、向き合い、そして共に生きる」。2050年には3人に1人が認知症になると言われているなか、社会で共に生きていくとはどういうことなのか、法律の側面から、また医師の視点からと多面的にお話しいただき、多くの方が真剣に聞き入っていました。

15:00-当事者である柿下秋男さんのトークショー「認知症とともに 自分らしく豊かに今を生きる」。MCI(軽度認知障害)と診断されてから10年、さまざまな出会いを経て、家族、地域の仲間とともにある日々について、奥さまの房代さんにもご登壇いただき、MCも交えて、楽しくお話しいただきました。「情報に振り回されすぎず、目の前にいるこの人を見て、これからどう生きようかを考えることにした」という房代さんの言葉が印象的でした。とにかくご夫婦が仲良しでした!!

■在宅医療相談＆渋谷区施策パネル展示

本日限定で、在宅医療に関する相談を渋谷区在宅医療相談窓口の職員と渋谷区医師会医師が受け付けるブースを設置し、松村先生も登壇前後にブースでご対応くださいました。これらの相談ブースから、渋谷区ではどんなサポートが受けられるのかという観点でパネル展示もご覧いただく方も多く、このイベントが不安や悩みの解消につながる一歩になればありがたいなと改めて思いました。

渋谷区認知症なっても展3日目、10/18（金）も11:00-16:30まで開催します。 飛び入り参加も大歓迎です！会場でお待ちしております。