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認知症なっても展 2025 3日目(9/6)開催レポート



9/6(土)、「認知症なっても展」3日目。最終日は、昨日とはうって変わった晴天にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。

■3日目のステージは・・・

午前は、11:00より、キャスター/ジャーナリスト安藤 優子さんのトークショー「認知症の母との15年」。「認知症により表現ができなくなっても、人格は奪われない、母は最後まで母。たとえ娘の名前くらい忘れたっていいじゃないですか」。約15年間、認知症の母を介護してきた経験から紡ぎ出された安藤さんの言葉のひとつひとつが、皆さんの心に強く響いたようです。

午後は、13:00より、「父と僕の終わらない歌(2025)」映画上映&監督トークショー。2025年全国公開されたばかりの映画を上映し、上映後は監督で脚本家の小泉 徳宏さんにご登壇いただきました。映画制作の裏側や、監督として最も印象に残っているシーンなどをお話しいただき、映画に対する理解をより深めることができた貴重な時間となりました(実は司会の古賀涼子さんとはご夫婦。ご夫婦としては初共演とのこと!)

■VR・ロボット体験・アロマハンドトリートメント

VRでは、認知症ご本人の視点からのコミュニケーションを体感いただきました。気持ちがわかり、見方が変わったというお声をたくさんいただきました。また、会場内には、ロボットのLOVOT(ラボット)がときおりお散歩。目があってしまうとこの可愛さからは逃れられず、SAKURAとSHIJIMI(LOVOTのお名前)がいると皆さん自然と笑顔になっていました(3日間一緒に過ごしたスタッフはイベント終了後ロスになりそうです)。

そして最終日には、山野美容専門学校の生徒さんたちによる、アロマハンドトリートメントが登場。ホスピタリティとアロマの香りに癒される空間を、毎年ありがとうございます!


おかげさまで、今年も3日間にわたる「認知症なっても展」を無事終了することができました。認知症になっても大丈夫、と言い合えるSHIBUYAへの一助になれば幸いです。ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

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これまでの認知症なっても展

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