しぶやオレンジガーデニングプロジェクト

渋谷区には、認知症になっても安心して暮らせる街を目指して活動する仲間がいます。今回はボランティア団体であるRUN伴渋谷実行委員会(しぶやオレンジガーデニングプロジェクト)から活動を紹介していただきます。

私たちRUN伴渋谷実行委員会(しぶやオレンジガーデニングプロジェクト)は、「認知症になっても安心して暮らせる渋谷へ」をスローガンに認知症に関する正しい知識の啓発や、地域とのつながりの構築を目的に活動を行っています。

RUN伴(ランとも)とは、今まで認知症の人と接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒にタスキをつなぎ、日本全国を縦断するイベントです。それを「渋谷で!」となって、2017年からRUN伴×渋谷をスタートしています。認知症の人と地域の人々も、喜びや達成感を共有することを通じて、認知症の人も地域で伴に暮らす大切な隣人であることを実感できるイベントとして毎年開催してきました。

2020年度は新型コロナウイルスの影響で、RUN伴開催は難しいなと考えていた中で、「オレンジガーデニングプロジェクト」という素敵な取り組みに出会い、私たちも渋谷の街で実施することにしました。今回はRUN伴の活動の一つ、「しぶやオレンジガーデニングプロジェクト」をご紹介します!

オレンジガーデニングプロジェクトとは?

オレンジ色は認知症啓発のシンボルカラーです。そこで全国各地でオレンジ色の花を育て咲かせることで認知症について考え、周囲の人と話をするきっかけにしたり、認知症の人と一緒に花を育てたりすることで、認知症になっても暮らしやすいまちをみんなで創っていこう!という取り組みです。

実際に花を通して、話題は広がり、季節を感じて一体感が生まれているのが本当に素晴らしいです。コロナ禍で外出や交流が難しくなる中で、花を育てるという共通の活動に取り組むことにより、各々の孤立感の軽減と繋がりを育むことに大きく貢献できました。今後もぜひとも継続していきたいと思える取り組みです。お花を育て、愛でているみなさんの笑顔を見ると本当に温かい気持ちになります。

今後の活動紹介

来年度も「しぶやオレンジガーデニングプロジェクト2021」を開催していきます。キバナコスモスやマリーゴールド等を育てて、オレンジの花を咲かせることにより認知症について考え、周囲の人と話をするきっかけにしたり、認知症の人と一緒に育てたりして、認知症になっても暮らしやすいまちをみなさんと創っていけたらと考えています。

 しぶやオレンジガーデニングプロジェクトに一緒に取り組んでいただける方、興味をもっていただけた方はお気軽にご連絡頂ければと思います!

お問い合わせ先

RUN伴渋谷実行委員会(しぶやオレンジガーデニングプロジェクト)

連絡先:runtomo.shibuya@gmail.com

また最新情報はFacebookページで発信していきますので、その情報をぜひ確認いただき、いろんな人達に届けられたらと思いますので、よろしくお願いいたします!

公式Facebookページ:https://www.facebook.com/runtomoshibuya/