あなたがもし65歳未満で認知症になったら、若年性認知症ということになります。

高齢者の認知症と同様に、原因は色々ありますが、最も多いとされるのが、血管性認知症です。 つまり脳梗塞や脳出血などによって引き起こされる認知症です。

基本的には高齢者の認知症と同様に、原因となる病気により症状が異なります。仕事をしている人、子育て中の人がなると、高齢者とは異なる生活設計が必要になります。

今は、若年性認知症を支援する制度が色々出来ていますので、一人で悩まず、お近くの地域包括支援センターや東京都若年性認知症総合支援センターに相談されることをお勧めします。

■若年性認知症の相談

若年性認知症専門の相談窓口です。仕事、お金、社会保障のことなど、若年性認知症コーディネーターがご本人やご家族、関係機関（地域包括支援センター、区市町村、ケアマネジャー等） からの相談に対応します。まずはお電話ください。

■お金の相談

１）診断された後に、医療費の自己負担の軽減や社会参加の促進を図るため、様々な支援策が講じられています。まずは、相談してみることが大切です。

２）自分ひとりでは判断できない方に代わって財産管理や手続きを行う為の相談窓口があります。

※成年後見制度の専門相談：

認知症などで自分ひとりでは判断できない方に代わって、後見人等が本人に代わって財産管理や福祉サービスなどの契約手続きなどを行う成年後見制度の専門相談を行います。

３）騙された等で不当な契約をした時、まずは相談して下さい。

■仕事の相談

仕事を辞めずに続けることができている人も沢山います。まずは相談してみることが大切です。

■通いの場

渋谷区では、下記の施設で若年性認知症対応の通所介護（デイサービス）を実施しています。若年性認知症の方を対象としており、日常生活上の支援や機能訓練などを行っています。